CLI convert¶
convertサブコマンドは、ST-Bridgeを他形式へ変換します。
基本的な使い方¶
ST-BridgeをIFCへ変換する¶
stbkit convert input.stb -o output.ifc
PLYを作成する¶
stbkit convert input.stb -o output.ply
PLY出力の座標単位はmです。
利用できる形式と経路を確認する¶
stbkit convert --list-formats
主なオプション¶
| オプション | 説明 |
|---|---|
-h, --help |
ヘルプを表示します |
-f, --from |
入力ファイルのフォーマットを指定します |
-t, --to |
出力ファイルのフォーマットを指定します |
-o ,--output |
出力ファイル名を指定します |
-y, --yes |
上書き確認をスキップします |
-v, --verbose |
詳細な処理内容を表示します |
-V, --version |
バージョン情報を表示します |
対応フォーマット¶
| 形式 | 説明 |
|---|---|
stb |
ST-Bridge |
stb-2.0.2, stb-2.1.1等,stb-latest |
バージョン指定付きST-Bridge(latestは最新版で、2026年9月現在v2.1.1) |
ifc |
IFC(Industry Foundation Classes、 建築情報モデル) |
ply |
PLY(Polygon File Format、 3次元データ) |
変換の組み合わせ¶
入力 (--from) |
出力 (--to) |
内容 |
|---|---|---|
| stb | ifc | ST-Bridge → IFC 変換 |
| stb | ply | ST-Bridge → PLY 変換 --via=ifcを指定すると、一度IFCに変換してからPLYに変換する |
| stb | stb | バージョン変換(例:2.0.2 → 2.1.0) |
stbのバージョンについては、入力形式を省略するとファイルのversion属性から自動判定します。 出力形式を省略した場合は、出力ファイルの拡張子から自動判定します。
終了コード¶
- 0:変換が完了し、errorが記録されなかった場合
- 1:変換は完了したが、変換中にerrorが記録された場合
- 2:引数や指定が不正で変換を開始できない場合
- 3:読み込みや変換に失敗し、変換を完了できなかった場合
- 4:任意依存パッケージが不足し、要求された変換を実行できない場合
詳細仕様¶
変換仕様¶
IFCへの変換仕様についてはST-BridgeからIFCへの変換仕様を参照ください。
入出力形式について¶
- 入力ファイル、出力ファイルいずれもファイル名が指定された場合はフォーマットを拡張子から自動判定します。意図を明確にしたい場合は
--toや--fromを指定してください。 - 入力形式を省略できる場合は拡張子やST-Bridge XMLのバージョンから判定します。判定できない場合は
--fromを指定してください。 - 出力ファイル名を省略、または
-を指定すると標準出力となります。ただし、この時はフォーマットが自動判定できないため、--toオプションが必須となります。 - 入力ファイル名を
-にすると、標準入力を利用します。
上級者向けオプション¶
これらは通常不要ですが、自動処理や検証用途で便利です。
| オプション | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
--via |
経由する中間形式を指定します | --via ifc |
--save-intermediate |
変換途中のファイルを保存します。 指定内容により保存対象が変わります(下表参照)。 |
--save-intermediate stb,ifc |
中間ファイル出力仕様¶
| 変換内容 | --save-intermediate指定 |
出力される中間ファイル | 備考 |
|---|---|---|---|
| stb → ifc | stb |
output.ifc.stb |
IFC変換前の内部更新後データ |
| stb → ply | stb,ifc |
output.ply.stb、output.ply.ifc |
--via ifcを指定した場合 |
| stb → stb | なし | ― | 通常、中間出力は不要 |
ファイル名を省略すると、出力ファイル名に基づいて自動生成されます。
コマンド例¶
IFCを経由してPLYを作成する¶
stbkit convert input.stb -o output.ply --via ifc
ST-Bridgeを最新版へ変換する¶
出力形式をST-Bridgeにすると、ST-Bridgeが最新版へ変換されます。
stbkit convert input.stb -o output.stb
※変換後ST-Bridgeにスキーマエラーがあると出力できません
明示的に出力形式を指定する場合¶
stbkit convert input.stb -o output.ifc --to ifc
変換の中間ファイルを出力する¶
# STB→IFC変換前の中間STBを保存
# output.ifc.stbとして保存される
stbkit convert input.stb -o output.ifc --save-intermediate stb
# IFCを経由してPLYへ変換し、中間STBとIFCを保存
# output.ply.stb、output.ply.ifcとして保存される
stbkit convert input.stb -o output.ply --via ifc --save-intermediate stb,ifc
# 明示的にファイル名を指定
# tmp.stb, tmp.ifcとして保存される
stbkit convert input.stb -o output.ply --via ifc --save-intermediate stb=tmp.stb,ifc=tmp.ifc
※変換途中のstbにスキーマ違反が含まれる場合は出力できずエラーになる場合があります。
注意事項¶
- ST-Bridgeのバージョンダウンは実装されていません。
- IFC機能には任意依存のifcopenshellが必要です。
- 対応変換の正確な一覧は
--list-formatsを参照ください。 - 出力先が既に存在する場合は、上書き確認が表示されます。自動実行では
-yの指定が必要です。
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